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EDIT THE WORLD: 3月 2014

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カメラを持って東京（とときどき世界）をゆくエディターの日々のよしなしごと。 65285;に銀を添加したぐい飲みのスペシャル・エディション。 8230;そんな、錫より融点のはるかに高い銀をどうやって銅に添加していくのか？ 答えは「ゆっくりと銅の熱が伝わることによって、融点の高い銀も溶けていく」のだそう。まるで人と人の関係みたいだ！ 銀を添加した理由は、さらに毒を制する機能が高まるから、とのこと。 圧巻は、このぐい飲みの内側の底に刻まれた名と日付、そして星々。見る角度によってオーロラ色に変化するこの刻印は、高田さんが新開発したレーザーの技術。星の色がそれぞれ違って見えるのは、色をつけているわけではなく、特別な技術による成果。 外側に刻印、というのはあるかもしれないけれど、内側、っていうのがいい。お酒を飲みながら、イニシャルやメッセージがゆらゆらと揺れて見えるのは幻想的ですらある。 そして、この書体はなんと“シャンパーニュ”というのだそう！ 私が感激したのは、日本のものづくりの技術ももちろんだけど、この“. 8221;だったのだな、と、深夜にしみじみとかみしめた。 人の人として、とてもまぶしかっ...

EDIT THE WORLD: 10月 2013

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カメラを持って東京（とときどき世界）をゆくエディターの日々のよしなしごと。 65288;季語＝髪洗ふ・夏. 人で私の「じやじや馬に生まれつきたる髪洗ふ」という俳句をモチーフに描いてくれた作品がある。「. 展覧会を終えると、その作品をもらって実家に置いていたが、先日、東京の家に持って帰ってきた。 年ぶりに梱包を解いたら、懐かしく、繊細で美しい絵柄が出てきてうっとり。 人生にはときに、思いもよらぬ出会いで奇跡のようなことが起きる。それはたった一瞬のことなんだけれど、とらえると、永遠に輝きを放つ何かが生まれるのだという気がする。 今後の人生でも、そういう一瞬の出会いに気づいて、何かを形にしていきたい、という思いを改めて確認するため、しばしこの作品を眺めてみることにしよう。 その後、その店に一度も行くことなく卒業して東京に住んで、もう何もかも忘れてしまってずいぶんたったのだけれど、昨日、久しぶりに故郷に帰り友人とそぞろ歩いていたら、ふとその店のことを思い出した。 そもそも、そんな場所に連れて行かれたことなどなく、知らぬうちに捏造した記憶なのではないか？ Photo : Harumi Fukushima.

EDIT THE WORLD: 4月 2013

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カメラを持って東京（とときどき世界）をゆくエディターの日々のよしなしごと。 Evernote Devcup 2013 Kick off and User Meetup in Tokyoに参加してきた。 一般参加者は約300名。最初から満員・盛況！ Evernote Devcup 2013 Kick off and User Meetup in Tokyo. に参加してきた。抽選だったのだけど、かなり多くの応募があったそうでラッキーだった！ Evernote連携アプリ開発コンテストのこと。今年で第3回目。たとえば昨年金賞を受賞したアプリ EverClip. うわ、すごいな、と思ったのが、同日発表されたばかりの. 最大6組のチームをEvernote本社に招き、そのアイディアを成功させるためにおこなう1か月間の無償の研修制度だ（この内容がすごい。詳しくはリンク先で）。参加権を得るための条件が. CEOのフィル・リービン氏。いつも笑顔がチャーミング！ 最後にどうしてもやりたかったのが、シリコンバレー名物、伊藤園の「お〜いお茶」ポーズ&#122...日々企画を考え、切り口を探し、とっち...プロデューサー&#12...

EDIT THE WORLD: 4月 2014

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カメラを持って東京（とときどき世界）をゆくエディターの日々のよしなしごと。 12300;こんなお酒をリリースしようと思ってるんです。どうでしょう？」. 2013年6月。連絡を受けたときはピンとこなかった。ラム？ 本州で？ しかも 自動車部品製造会社が. Sincerely Made, Rum from Japan"、. 12300;誠心誠意作りました、日本製のラム」が」コンセプト。 8230;おもしろい。私の直感はそう言った。 完全に門外漢のオーナーが、水源から蒸留器、工場まで、一から調達して作り上げたホワイトラムだ。 力強い。華やかだ。そして…なぜか優しい。ふと、町工場をイメージしたのは、オーナーの出自を聞いていたから、というだけではあるまい。たしかに、手で作られたもの。そんなイメージを抱いたからだ。手から手へ確実に渡されるもの。そういう実感があった。 事実、水探し、黒糖探し、そういったすべての事柄が見事に、光に照らされる場所に向かって歩いていくように、パズルのピースを埋めていったのだという。 12300;たしかに自分の手でつくったものを届けたかった」。 9632; NINE LEAVES.

EDIT THE WORLD: 11月 2013

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カメラを持って東京（とときどき世界）をゆくエディターの日々のよしなしごと。 今朝、呼ばれたような気がして目覚めると、顔を見せ始めた朝日が、今までに見たことのない、ルビーのような、ブラッドオレンジのような“赤”だった。 とっさにシャッターを切ったけれど、その光は私のデジタルカメラの中には収まらなかった。ディスプレイには、平凡な朝の風景が映し出されている。 この目でしか、見えないものがある。この手でしか触れることができないものがあるように。 ずっと見てきたつもりだった、そして、こうだと思ってきた。でも触れた瞬間、イメージにしか過ぎなかったものが圧倒的な現実となる経験を、したばかりなんじゃなかったのか？ その現実は私を空白にさせ、そしてまた今、ゼロから構築されようとしている。心地よい破壊、そして再構築。それは私を甘い気分にさせる。 ふたたび、静かにシャッターを切ってみた。そこに残った鮮やかな“赤”は、. の連なりではない、確かな現実を思わせた。それが、私の中にある、単なる幻にしか過ぎないとしても。 This is the start of something beautiful. そう気がついたら&#1228...