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磐城蘭土紀行: 05/01/2015 - 06/01/2015

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12288;金曜日（５月２９日）の夜、国際ＮＧＯ「シャプラニール＝市民による海外協力の会」のいわき駐在スタッフをわが家に招いた。近所の義伯父（故人）の家に住む。アルコールとおしゃべりと食べ物で、互いにたまった疲れをほぐした。 12288;カミサンがシャプラのいわき連絡会を引き受けている。昔は毎年のようにイベントを開いた。写真屋さんに現像・プリントを頼んでいた時代だ。写真屋さんがくれた簡易なアルバムをカミサンが出してきた。 12288;平成１０（１９９８）年、つまり１７年前の１０月――。「聞いてみようよ ネパールのこと――ネパール農村女性たちの挑戦」と題する、シャプラニール全国キャラバン in. いわき」を開いた。アルバムにそのときのチラシコピーが添えられていた＝写真。 12300;ことしはシャプラニールがバングラデシュの他にネパールへの支援をはじめて３年目になります。ネパール・サルヤン郡での活動を通じて、現地協力ＮＧＯスタッフ、ラム・クマールさんがお話をいたします」。すっかり忘れていた。 12288;おとといは、私が水曜日（５月２７日）のブログに書いた同期生から...日曜日, 5月 31, 2015.

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磐城蘭土紀行: 08/01/2015 - 09/01/2015

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12288;地域新聞に身を置き、やめてからは日本の新聞を視野に入れながら、いわきの地域メディアの歴史を調べてきた。そのさなかに東日本大震災が起きた。地域紙、県紙、全国紙の役割の違いが鮮明になった。 12288;それはそれとして、戦前・戦中の新聞を考える際のキーワードは「言論統制」「大本営発表」「１県１紙」などだろう。今年（２０１５年）、終戦７０年を迎えて、あらためて「戦争とメディア」のことを考えないではいられなかった。 12288;先日、映画館で新作の「日本のいちばん長い日」を見た。それにからめて次のようなことを書いた。 12300;先の太平洋戦争では、戦時体制が進むなかでまっさきに地域新聞がつぶされた。５紙あったいわき地方の日刊紙は１紙に統廃合され、さらに『１県１紙』政策のなかで福島民報の『磐城夕刊』に組み込まれる。戦局が悪化すると、今度は休刊の憂き目に遭い、終戦時にはそれを伝える地元の活字メディアは存在しなかった」. 12288;いわきの例でいえば、いわき民報はコミュニティペーパー、 FM. プレミアムで旧作の「日本のいちばん長い日」が放送された。ポツダム宣...12288;吹けば飛ぶような一寸の虫...

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12288;ネットで拾った情報だが、北海道の「ヒグマの会」が平成１１（１９９９）年、サハリン（樺太）でヒグマとシマフクロウの研究交流会を開いた。ガイドはワシリー氏。たぶん、われわれのガイドだったワシリー氏だ。 12288;翌１２（２０００）年、札幌で第２０回「ヒグマフォーラム」が開かれる。サハリン州立大学のタチアナ・クラシコさんが「サハリンのヒグマと自然と人々」と題して報告した。通訳はワシリー・ミハロフさん。彼だろう。 12288;彼は、北海道でヒグマの生態調査に参加したことがある。学者や研究者にとっては貴重な案内人にちがいない。 12288;彼の話を聞いていて、日本列島につながる「北からの道」が頭に浮かんだ。間宮海峡は厳寒期（２～４月）、凍結する。ということは、毎年、大陸とサハリンが“地続き”になる。大陸の動物が島へ渡って来る。大昔の氷期にはもっと多くの動物が往来したことだろう。 土曜日, 8月 20, 2016. 12288;ハナウドも大柄な雑草だった。内陸部でも沿岸部でも、道路沿いに連続して散形状に花をつけていた。ワシリーさんは、&#1230...12288;一方で、人々の暮らしに欠...

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磐城蘭土紀行: 07/01/2014 - 08/01/2014

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12288;冷蔵庫を買い替えた＝写真。前の冷蔵庫と高さ・大きさはそう変わらない。が、省エネ度がアップし、製氷も自動化された。 12288;古い冷蔵庫は製造から１７年がたって、４段あるうち一番上の冷蔵室が機能しなくなった。昔からつきあいのある「家電のホームドクター」に連絡すると、社員が来てチェックした。部品は８年でなくなる、という。 12288;７月の展示会で新型冷蔵庫を選ぶまで、小型の冷蔵庫を借りた。畳敷きの茶の間に置いた。冷蔵庫を利用するたびに膝をつく――なんだかそこだけ江戸時代にタイムスリップしたような感じだった。 12288;展示会では充電式の掃除機も買った。洗濯機もおかしくなっていたが、こちらはカミサンの同級生の実家から引き取ったものがある。冷蔵庫を交換したときに、洗濯機も取り替えてもらった。 12288;ともあれ、家はヒトが増えたり減ったり（今は２人暮らしだ）、モノが古くなったり新しくなったりしながら、歴史を刻んでいくものらしい。冷蔵庫と洗濯機は、たぶんもう買い替えることはない。 木曜日, 7月 31, 2014. 12288;暮れにはＴさん母娘と一緒に、デルフィーヌが夏井川渓谷...

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磐城蘭土紀行: 06/01/2014 - 07/01/2014

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12288;わが家から小名浜へ行くには、主に沿岸部の県道小名浜四倉線を利用する。津波被害に遭った沼ノ内、薄磯、豊間、永崎地区などを通る。 12288;県道沿いに沼ノ内の災害公営住宅が建った。豊間の災害公営住宅も１棟が完成し、さらに別棟の建設が進められている＝写真。薄磯の住宅は県道から海岸寄りの山あいにできる。 12288;この３地区の災害公営住宅では、完成棟から被災者の入居が始まった。「潮騒を聞いてホッとした」という入居者の話が伝わってきた。 12288;大津波に襲われる前は、いつも暮らしのなかに潮騒が響いていた。寄せては返す波のリズムが体に刻まれていた。３・１１後は、内陸部での避難生活を余儀なくされた。潮騒が聞こえなくなった。何か気の抜けたような暮らしだったのだろう。 12288;きのう（６月２９日）の夏井川渓谷は、雨で流れが増水し、堰（せき）をオーバーしながら、「ドドドド」と大きな瀬音を散らしていた。 12288;人はそれぞれの環境になじんで生きていく。環境と内面は分かちがたく結ばれている。潮騒と瀬音にもそのことが言える。 月曜日, 6月 30, 2014. 12288;内山さんの本は&#12289...

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磐城蘭土紀行: 07/01/2015 - 08/01/2015

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12288;２０１５年度の「内郷学」講座が先日（７月２３日）、スタートした。福島県俳句連盟副会長でいわき市俳句連盟会長の結城良一さん（８０）＝内郷生まれ、常磐在住＝が、「俳句から見える炭鉱における人々の暮らし」と題して話した＝写真。 12288;サブタイトルは「昭和３８年度福島県文学賞受賞 ヤマの歌人飯村仁さん（内郷御厩町）を偲んで」。ヤマ（炭鉱）の俳句と短歌を紹介しながら、今は知る人も少なくなったヤマの労働と暮らしを解説した。 12288;農山漁村の労働と違って、ヤマの労働は地底で行われる。その労働を基盤にしてヤマの暮らしが営まれる。一般の市民には、地底の労働も炭鉱長屋の暮らしもなかなか想像がつかない。森の中を歩くときに、自然と人間の仲介役（インタープリター）がいると理解が深まるように、「ヤマの文学」にもインタープリターが必要だ。 12302;聞き書き１００人「常磐炭田エピソード１００」』のなかで、結城さんが事故に遭遇したときのことを振り返っている。 金曜日, 7月 31, 2015. さんがスペイン人のご主人（フレディ）とグラナダに住んでいる。日本人観光客の...12288;あとで番組のホームページ...

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磐城蘭土紀行: 05/01/2014 - 06/01/2014

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12288;おととい（５月２９日）のＮＨＫ「あさイチ」で、ミニ特集＜公開復興サポート in. 12288;２５日の日曜日、いわき明星大を会場にＮＨＫの１３番組の公開収録が行われた。「あさイチ」はキャスターの有働由美子アナウンサーと、リポーターのタレント篠山輝信さんがトークショーを展開した。 12288;当日と、前の晩、いわきの中心市街地にある平・田町（飲み屋街）に２人が繰り出し、取材する様子が放送された。“突撃訪問”をした店は――とみると、なんと若いころよく出かけたおでん屋ではないか。アルコール抜きでおでんを食べているところがアップされた＝写真。 12288;独身時代、アパートが一緒だったＮＨＫ記者氏がいる。私が結婚したとき、披露宴の司会を買って出た。その彼と同僚記者氏を加えて、ときどき田町で合流した。おでん屋で待ち合わせることが多かった。割と早い時間からやっているのと、料金が手ごろなのが理由だった。 12288;東京へ転勤した彼はその後、解説委員になった。プライベートでいわきへ来たとき、やはりおでん屋で再会の酒を酌み交わした。 土曜日, 5月 31, 2014. 金曜日, 5月 30, 2014.

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磐城蘭土紀行: 12/01/2014 - 01/01/2015

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12288;土曜日（１２月２７日）の夜、平の街なかでいわきキノコ同好会の総会・懇親会が開かれた。キノコの観察・研究が主目的の会だが、食べることにも情熱を傾けている。 12288;しかし、今年もウツウツとしたまま１年が過ぎた。２、３回は森に入って“キノコ撮り”をしたが、野生キノコを口にすることはなかった。年３回の観察会も、山の斜面を上ると息が切れるので不参加が続いている。 12288;テレビに映るトリュフやポルティーニに引きつけられる。それで森を巡ったつもりになり、スーパーで売っている栽培ナメコでそのときどきの野生キノコを食べたつもりになる。きのう（１２月３０日）の福島民報は１面トップで「野生キノコ出荷制限 １年目検査クリア３町村 森林除染なく手続き厳格」と報じていた＝写真。福島県内の林産物は相変わらず厳しい状況が続いている。 12288;懇親会に入ってからはキノコ談議が続いた。１人ひとりの近況報告タイムもある。キノコ情報を得るまたとないチャンスだ。 水曜日, 12月 31, 2014. 12288;１日付で配る回覧物の振り分けをするつもりだったので、手伝わせた。各戸配付の&#...12288;２時に別の...

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磐城蘭土紀行: 10/01/2014 - 11/01/2014

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12288;常習累犯窃盗の判決公判が月曜日（１０月２７日）、地裁いわき支部で開かれた。原発事故に伴う避難区域の富岡、楢葉、広野各町で空き巣を繰り返した３５歳の男に、懲役４年が言い渡された。 12288;男はわがふるさと・田村市の人間だ。初夏に双葉署に逮捕されたとき、その件数の多さに驚き、なぜ阿武隈の山の向こうから浜通りの双葉郡南部へ――と疑問に思ったものだ。 12288;空き巣に入った件数がハンパではない。判決理由で裁判官は「２００軒とも３００軒ともいう住居に忍び込んで窃盗を繰り返したのは、原発事故により長期間の避難生活を強いられている被害者らに追い打ちをかける行為」（福島民報）と断じた。仕事のついでに、なんてものではないだろう。空き巣を仕事にしていたようなものではないか。 12288;震災後、ボランティアとして浜通りに駆けつけたふるさとの人間がいる。一方で、空き巣を繰り返す罰当たりな人間がいた。浜通りに住む同郷の人間として、被害者にすまない思いを抱かずにはいられなかった。 金曜日, 10月 31, 2014. 12288;それはさておき、県文学賞の＜小説・ドラ...12288;夏井さんの小説は&#12...

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磐城蘭土紀行: 03/01/2014 - 04/01/2014

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12300;森田一義アワー　笑っていいとも！」＝ 写真. 65309;がきょう（３月３１日）で終わる。放送が始まったのは、３２年前の昭和５７（１９８２）年１０月４日、月曜日。「夜のタモリ」が「昼のタモリ」に変わったその日の衝撃が忘れられない。 12288;いわき民報勿来支局の１人支局長になってちょうど１年。近くのいわき南署で報道発表の有無を確かめたあと、支局に戻って「笑っていいとも！」を見た。以来、支局勤務中は昼、欠かさず＜友達の輪＞にチャンネルを合わせた。３４～３５歳のときだ。 12288;今、ふと思い出したのだが、同じ時間帯に強烈な印象を受けた番組がある。お昼過ぎ、コント５５号が舞台を走り回っていた。なんという番組だったろう。東京へ出て２年目の２０歳前後のころだった。 12288;わが行政区も年度末を迎えた。きのうは区の総会が開かれた。欠席した隣組長・班長への連絡が年度を越えて続く。「笑っていいとも！」になるのはもっと先のようだ。 月曜日, 3月 31, 2014. 12288;福沢諭吉をカミサンに渡し、家の前の郵便局から同じ金額を野口英世で引き出してもらった。２万円分は...12288;経理を仕事...