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Hospital Art*Blog: 6月 2011
http://kotosara99.blogspot.com/2011_06_01_archive.html
にも書きましたが、このブログはホスピタルアートについて調べるのと同時に、学校の授業内で結成したグループで「芸術と技術の融合」というテーマについて考え、各自の視点によってブログの内容を分担したうちのひとつになります。 まず最初にどういった内容を取り上げるかを話し合ったとき、メンバーそれぞれが例としてあげたものが違い、ひとつの例のみにしぼって提案していくのは難しいと感じました。 そこで融合するとどうなるのか考えてみると、それは生活が便利になったり、人との関わりが生まれることで、最終的には誰もが生活しやすい空間を作ること、すなわちユニバーサルデザインの考え方が重要なのではないかと。 その中でも特に芸術というものに焦点をあて、『全ての人が楽しめるような新しい芸術形態』を模索していくという方針になりました。 そんなわけで先週から今週にかけてこのブログの存在意義について考えていたのですが、色々と調べているうちに、私のユニバーサルデザインに対する意識が随分偏っていることに気づきました。 12300;徳島の鳥たち バードカービング展」. またどこからともなく鳥のさえずりが聴こえてきて、病院にいることを忘れ...
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Hospital Art*Blog: においと生活と
http://kotosara99.blogspot.com/2011/07/blog-post_18.html
においにユニバーサルデザインってあるのだろうか・・・? 自分のグループがユニバーサルデザインという方向性に向かい始めたとき、色や音があるなら、嗅覚関係もあるのではないかなと思ったのが、このブログで取り上げてみようと思ったきっかけなのですが。 特に気になったのは以下の「香りとユニバーサルデザイン」のコラム。 Http:/ www.uchida.co.jp/company/universal/column2-5.html. 内田洋行というオフィス、教育現場、情報関連の事業を行っている企業のユニバーサルデザインに関するページから見つけてきました。 星ってぴかぴか、きらきらと表現されることがわりと多いと思うんですが、それは単なる表現であって実際そういった音は聴こえないというのは、音が聴こえているからこそ分かることなのだなと。 例えば火山ガスに含まれる硫黄成分等が多いほど動植物の致死率が上がりますが、ものすごい腐乱臭になるので、逆に気づくのも早くなります。日常生活でもガス漏れに気づくきっかけはガスのにおいによるものです。 音のユニバーサルデザイン。。。
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Hospital Art*Blog: アートへの関わり方
http://kotosara99.blogspot.com/2011/07/blog-post.html
わりと気軽に見に行ける展示はないのかな? と思って調べているうちに、私が今まで考えていたホスピタルアートとは違った形のものを見つけました。 私が最初に見たホスピタルアートは、芸術家の方が病院に入って行くという形でアートとして成り立たせており、単純に「病院でアート作品を見ることができる」のがホスピタルアートなのだと考えていました。以前見てきた森口ゆたかさんの展示も、徳大病院のホスピタルギャラリーもその領域です。 しかし2010年の香川小児病院におけるホスピタルアートでは、写真家である森合音さんという方が中心となり、入院患者さんも一緒に壁に絵を描いて作品を完成させていました。これは今まで私が考えていたものとは違うなと思いまして。 何が違うかというと、前者は受動的なのに対して、後者が能動的である点です。 ホスピタルアートという言葉自体まだ知名度が低く、作品の数も少ないですが、私が見た限りでは基本的に受動的なものが多いように思います。 ここで一言つけたしておきますが、受動的な展示形態が悪いということではないです。参加するより見るのが好きという人もたくさんいると思いますし。 音のユニバーサルデザイン。...
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Hospital Art*Blog: 香りの可能性について
http://kotosara99.blogspot.com/2011/07/blog-post_19.html
の続きです。芸術体験を共有する手段として香りを利用する場合、どういった活用ができそうかについて考えてみます。 基本的にはアート作品をイメージさせる香りを発生させてそれを楽しむという形態で、作品自体に香りをつけるか、空間そのものに香りをつけるかを選択することになると思います。 ヒトがにおいを感じるのは、においに対する受容体ににおいの成分となる分子が刺激を与えるからです。受容体は鼻腔内の嗅粘膜に嗅細胞というのがあるのですが、その先端に10〜30本ある繊毛(医学的には線毛とするらしい。私も線毛で習った気がする)に存在します。 つまりヒトの目には見えないけどごくごく小さい物質がにおいの元で、香りをこちらでコントロールしようとする場合、この物質をどこかから持ってくるなり作るなりしないといけないということになります。 ただこの物質は必ずしも現物のにおいとは限りません。例えば、バラの香りの商品が発売されているとき、バラそのものが入っているのではなく、Geraniolというバラに似た芳香を持っているモノテルペノイドを使用するといった具合です。 Http:/ bunseiri.michikusa.jp/. Etherea...
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Hospital Art*Blog: はじめに
http://kotosara99.blogspot.com/2011/06/blog-post.html
私のグループでは「芸術と技術を融合を提案する」ことについて。 私は数年前に化学や医療を専門とする学校にいて、そこをやめて今の大学にいるのですが、医療そのものにやはり思い入れがあるので、医療方面から美術と結びついていく過程について考えてみたいなと思っています。 音のユニバーサルデザイン。。。 3年半ほど大阪放浪して再び学生をやってます。 今は芸術と化学を組み合わせれないものかと思案中。 Ethereal テンプレート. テンプレート画像 by konradlew.
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Hospital Art*Blog: 8月 2011
http://kotosara99.blogspot.com/2011_08_01_archive.html
まずどこに取り入れるかですが、病院の業務に差支えがない場所が前提となってきます。病院の器具に装飾したものは論外ですし、診察室からある程度離れた場所であることも重要となってきます。ロビーや廊下の壁、あるいはホスピタルギャラリーとして展示場所を確保しているところになると思います。 音は余程うるさくなければ嫌いな音楽が流れていても走って逃げるまでには至らない気がしますが、私の知り合いに化粧品の香りが苦手で、化粧をしている人のそばにいるのがつらいと言っていた方がいます。以来香りは他のものより敏感になりやすいのかもなぁと。 現在主流のホスピタルアートの場合、作品を見に来るより、病院に用事があってそのついでとして見ることが圧倒的なので、よりいっそう配慮が必要だと感じます。最初から香りのする作品と思って見に来るのと、急に香るのとでは印象が大分変わってくると思いますし。 12539;・・香るスペースを明確にしておくことを考えると、ホスピタルギャラリーのようにアートスペースが別枠としてとられている場所を利用するのが現実的なのかなと思います。 音のユニバーサルデザイン。。。
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Hospital Art*Blog: サイアノタイプ技法の活用
http://kotosara99.blogspot.com/2011/07/blog-post_23.html
サイアノタイプ技法というのは紫外線による鉄の還元を利用した写真・複製技法です。以前は機械図面や建築図面の複写として使われていたそうですが、現在は実務に使われることはほとんどなく、科学教材やアート作品として一部利用されている程度とのこと。 特徴は綺麗な青色で、光の当たる度合いによって濃淡が変わってきます。費用はかかりますが、行程はわりと簡単で、ネガや植物など模様になりやすいものを試薬にひたした紙の上におき、太陽光で露出し、洗って乾かすだけ。紙だけではなく、布や石、木材にもプリントできるというメリットもあります。 で、このサイアノタイプ技法を映像デザインという授業で実際にやってみたんですが、ホスピタルアートに使えないものかとふと思いまして。 以前香川小児病院のホスピタルアートについて触れましたが、参加した子供の感想を見ていて、こういった参加型ホスピタルアートで重要なのは、患者さん自身に分担があることなのかもしれないなと。絵を描くのが楽しいだけでなく、自分にもできることがあるのが嬉しい。 Wikipedia 青写真の項目(2011/07/23).
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Hospital Art*Blog: ホスピタルギャラリー
http://kotosara99.blogspot.com/2011/06/blog-post_19.html
12300;徳島の鳥たち バードカービング展」. 病院の中にギャラリーがあるってどんなだろうと思って見に行ったのですが、期待より緊張がちょっと上回ってた感じでしょうか。 普段こちらの病院にお世話になる機会がなく、さらに工事中ということもあってどのルートを通れば良いのか迷ってしまい、内心あたふたしていました。 受付をこえると、白い壁に黒基調の展示ケースがあり、中のカラフルな鳥たちが目をひきます。 木彫りだけでなく、鳥を紹介するコメントにもこだわりを感じました。思わず笑ってしまうような内容もあって面白かった。 またどこからともなく鳥のさえずりが聴こえてきて、病院にいることを忘れさせます。 どちらかというと無機質な展示場ですが、鳥の材質が木ということもあって全体的にぬくもりを感じさせる空間になっていました。 実際に行く前にこのギャラリーの展示を見に行かれた方のブログを見ていたら写真が載せられていたので、作品の写真も気軽に撮れるところなのだろうかと思っていたのですが、 何も書かれていなくて. 12300;患者様にいかに快適な治療・療養環境を提供できるか」. Ethereal テンプレート. テンプレート...
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Hospital Art*Blog: このブログについて
http://kotosara99.blogspot.com/2011/06/blog-post_27.html
にも書きましたが、このブログはホスピタルアートについて調べるのと同時に、学校の授業内で結成したグループで「芸術と技術の融合」というテーマについて考え、各自の視点によってブログの内容を分担したうちのひとつになります。 まず最初にどういった内容を取り上げるかを話し合ったとき、メンバーそれぞれが例としてあげたものが違い、ひとつの例のみにしぼって提案していくのは難しいと感じました。 そこで融合するとどうなるのか考えてみると、それは生活が便利になったり、人との関わりが生まれることで、最終的には誰もが生活しやすい空間を作ること、すなわちユニバーサルデザインの考え方が重要なのではないかと。 その中でも特に芸術というものに焦点をあて、『全ての人が楽しめるような新しい芸術形態』を模索していくという方針になりました。 そんなわけで先週から今週にかけてこのブログの存在意義について考えていたのですが、色々と調べているうちに、私のユニバーサルデザインに対する意識が随分偏っていることに気づきました。 音のユニバーサルデザイン。。。 Ethereal テンプレート. テンプレート画像 by konradlew.
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Hospital Art*Blog: 組み合わせる
http://kotosara99.blogspot.com/2011/08/blog-post.html
まずどこに取り入れるかですが、病院の業務に差支えがない場所が前提となってきます。病院の器具に装飾したものは論外ですし、診察室からある程度離れた場所であることも重要となってきます。ロビーや廊下の壁、あるいはホスピタルギャラリーとして展示場所を確保しているところになると思います。 音は余程うるさくなければ嫌いな音楽が流れていても走って逃げるまでには至らない気がしますが、私の知り合いに化粧品の香りが苦手で、化粧をしている人のそばにいるのがつらいと言っていた方がいます。以来香りは他のものより敏感になりやすいのかもなぁと。 現在主流のホスピタルアートの場合、作品を見に来るより、病院に用事があってそのついでとして見ることが圧倒的なので、よりいっそう配慮が必要だと感じます。最初から香りのする作品と思って見に来るのと、急に香るのとでは印象が大分変わってくると思いますし。 12539;・・香るスペースを明確にしておくことを考えると、ホスピタルギャラリーのようにアートスペースが別枠としてとられている場所を利用するのが現実的なのかなと思います。 音のユニバーサルデザイン。。。