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会津 八一と饗庭 篁村それから十二月に私が關西方面に旅行した時には、第二學院の學生の手に成つた瓦の拓本の繪葉書に對して、京都大學の天沼博士が加へられた眞劍な批評を聞き、それから旅先で見た二つの雜誌 史學雜誌 と 民族 とに、此等の催に對する賞讚的紹介を見た。 そして別にその裏面に、劉之 二点しんにょう 隣のつくり 、105-8. は身後の名を気にしてゐたものの、自分のために人が立ててくれた石碑が、三代目さへ亡び果てた今日に至つても、 文選 や 晋書 や 隋書経籍志 のあらむかぎり、いつの世までも、何処かに彼の名を知る人は絶えぬことであらう。 Impronta designed by Quema Labs.
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