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北の自然の厳しさと天塩川にはぐくまれて生きる - なかがわの森 - 北海道中川町その昔の中川町は「空を見上げても木の枝ばかりであった」と言われるほど鬱蒼とした森だったのです。開拓者たちは、苦難の末この森を切り拓き、開墾して今の中川町の基礎を作りました。中川町産木材は、町を縦断する天塩川を利用して天塩港に運ばれ、小樽港を経由して国外へも輸出されていました。「世界に冠たる天塩松(アカエゾマツ)」「世界に冠たる北海道広葉樹」の多くが中川町の鬱蒼たる森から産出されていたのです。しかし、高まる伐採圧に耐えかね略奪的な林業を展開したために、有用な森林資源が枯渇してしまいます。時期を同じく国外から安価な外国産材が流入し、中川町林業は衰退の一途を辿ってきました。林業の衰退とともに、町の人口も減少を続けます。この反省に立ち、私たちの先達が木を植え、あるいは育て森林資源を大切に管理してきた結果、中川町の森林資源は再び収穫期を迎えています。私たちが目指すものは、「森林を核とした暮らしの再生」すなわち「森林文化の再生」です。森林文化の再生のため、産官学が一体となって、様々な事業を展開しています。
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