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日々是万年青 hibikore OMOTO: 4月 2015

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紺性、葉芸、地合いは『荒法師』に似ており、葉姿の整う一級品の羅紗実生です。 91号、春のカタログが完成し、本日発送致しました。 昨年の長野県支部の夏の懇話会で講師を務めて下さった、名作者、山形県支部の舩山さんによると、山形の方ではこの首元の色が変わることを「首抜け」と言い、施肥を開始する目安にしているそうです。 昨年芋切りの実践 26.4.8blog. で紹介した『玄峻』の頭木です。 殖やしたい品種なら上根の出方を見て、また今年も切るのですが、この木に関しては一年休んで木をさらに充実させます。 交配は「OT94」×「英宝」。 12300;OT94」は「侘助」の♀木です。 内心、この生えには大きな期待を持っているので、当才の写真を残しておきます。 当才にしてはませていますが、ビシッとした葉の縁、止め葉の熨斗などすでに見るところがあり、順調に作がかかったらどうなるのか今からワクワクしています。 Picture Window テンプレート. テンプレート画像 by konradlew.

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 6月 2014

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ここ２年くらい芋の管理法を変えて、古根を落とさず、以前より良い状態で本植え出来ています。 12302;壽圓』の特長といえば『一宝』のような独特な地合いに剣葉と多彩な葉芸が織り混ざって葉を繰り出し、一見してそれと分かる姿になる面白さですが、このような広葉の雅糸竜もまた面白いですね。 今週末６月１３日（金）〜９月初旬まで長野県須坂市にある「豪商の館　田中本家博物館」にて蔵に貯蔵されていた万年青鉢の古鉢が展示されます。 展示される古鉢は先日見せてもらいましたが、短冊屋製の古鉢がメインで五柳の鉢も数点あり垂涎ものばかりでした。万年青も２ヶ所に展示されるので皆さんも是非足を運んでみて下さい。 入場料は有料です。詳細はこちら→ 田中本家博物館HP. 9794;にも♀にも「英宝」の血が入っています。 やはり青でも凝りやすい。覆輪ものは凝ると『楼蘭』ばりの葉芸を見せますが、青では再現できないようです。 ただ、最後の仕上げが難しい。葉数を保って至芸を現すにはやはり培養技術が必要です。 12302;盧山（青）』. 12302;永楽（青）』. 12300;玉賜（青）」.

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 7月 2014

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これは千代田羅紗の名品『寿松』の斑が飛んで白覆輪、というか千代田覆輪になったものです。 やはり『寿松』なので子上げが止まりませんが、着実に葉芸は進展しています。 12302;達磨』と『東天光』です。 秋の仕上り、芋根の状態が良く、来年もまた継続して綺麗に出るようだったら紹介します。 12302;力和』の芋吹き。愛嬌満点です。 今年は熨斗葉で二枚とも個性があり、地合いは柔らかさを持ちながらも粗れて、地が浮き出ています。 未登録品ですが『白塔』や「天壇」などと共に打ち出された品種だと聞いています。 昨年の葉は斑の量こそ少ないですが、しっかりと白さを持っているので、後暗みの系統ではないようです。 一本一本をみると確かにもの凄く良く出来ているのですが、木がどれも締まり、棚全体から受ける印象にいわゆる美術木作りのモクモクとした感じが無かったからです。 置き肥の回数も例年成長期に2回、秋に1回やるだけだそうで、私の感覚からすると少ないくらい。 これは今まで見た『金剛鳳』覆輪で最高の木です。 いわゆる「園田口」と呼ばれる系統で、私はこれが一番印象に残っています。

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 6月 2015

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葉尺、斑のきれ、型、葉芸とどれをとっても理想型に近い逸品でした。 6月22日　麒麟錦、萬玉、武陵. 毎週土曜日の夜にNHKで放送されている「ブラタモリ」。 毎週楽しみに見ているのですが、先日の「小江戸・川越」というテーマの放送の中で「喜多院」が紹介されました。 天海が住職を務めていた頃、大火でほとんどを焼失し、三代将軍家光の命で江戸城内、紅葉山から客殿や書院が移築されたそうです。 その中には家光誕生の間もあり、格天井には様々な花模様が施されているのですが、その中に万年青も描かれていました。 この品種も古いのですが、未登録で、定期的に今年は登録されるらしいという噂だけが聞こえてきます。 次世代のホープ「萬玉」です。 対比される『円心』よりも葉肉に厚みがあり、厳しい雅糸竜も現わしますが、芸質は若干柔らかいといった印象。 12302;富国殿』と『天光冠』なら『天光冠』寄りでしょうか。 ６月１６日　芋吹き　色づけ〜本植え、松井実生. 水の遣り過ぎは芋抜けにつながり、また水が辛すぎても新根を止めてしまい、結局は苗木の傷みにつながってしまいます。

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 2月 2015

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今週末は全国大会と並ぶ万年青の一大イベント「萬風展」です。 第15回記念の今大会は出品数も多くなる模様で、萬風賞が15点！特別賞が10点選出されます。 書籍やインターネットからでは絶対に伝わりきらない、実物の良さを実感しに、皆さん足を運んで下さい。 ２月１６日　天晴（あっぱれ）. 上田市の実生家、湯本邦雄先生が実生を始めた頃に作出され、本数はそれなりに殖えてはいるものの、未だに未登録です。 交配は♀「美好二面」×♂「大判」。 生え当才の時に実生会の審査で落選したが、その後板橋氏などの目に留まり出世したことから「天晴(あっぱれ)」と命名されたそうです。 もう一作して、これ程の木なら登録しなければ！と思わせるように仕上げたいと思います。 先日行われた「提籃会」に今年も参加させていただきました。 今年も羅紗マニアの中でも濃い方達が集結。思い入れなどをプレゼンし、注目賞とプレゼン賞の審査が行われました。 近藤さんの席飾り。『鑑真』と『吉法師』の2本と高田与三郎さんに所縁があるというコテ付きサジ。 注目賞は篠崎さんの実生「弥山（みせん）」。 ２月１６日　天晴（あっぱれ）.

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 12月 2014

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8594; '14.4.8blog. 縞木。私が入園した頃は「実生A」というラベルが刺さっていました。小林信夫さんの整理品の中にあったと聞いています。まだ実生だった頃の殖え木でしょうか。 ボリュームはいまいちですが、本種らしくなってきました。来作で下葉が保ったら飾ろうと思います。 極小苗だったとはいえ、全然作がかかりません。気長に時間をかけて作っていきます。 今週末12月14日（日）は神奈川県桜木町のワシントンホテル９階、会議室ローズ1にて即売会を行います。 コンセプトは「万年青を持ち寄ってくつろげる場所」なので自慢の品物を展示したい方は是非お持ち寄り下さい。 支部対抗杯、長野県支部は4位でした。健闘された作品を一部紹介します。 この作品はお預かりする時から良い線いくだろうな、とは思っていましたが、期待通りの入賞でした。 宮崎さんに代わって茂木さんが今では長野県支部の『旭峰』の名人です。 葉芸に若さがありましたが、葉数、葉幅は素晴らしいものがあります。これから一、二作で本芸を現せばかなり期待できそうです。 Picture Window テンプレート. テンプレート画像 by konradlew.

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 11月 2014

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12302;富士の図』長野県支部　小林幸喜さん. 12302;萬楽』山形県支部　舩山英雄さん. 12302;一宝』長野県支部　茂木二三夫さん. 12302;錦麒麟』東筑支部　中島清司さん. 最近の本種の入賞品としては小ぢんまりと締まった作品でした。縞柄良く、止め葉に甲竜を現していたのが良かったようです。 12302;旭翠』北九州支部　中西義康さん. 12302;玉姫』近畿支部　岸下勝治さん. さすがは獅子の名作者。素晴らしい『玉姫』でした。 葉幅があり、玉竜、跳ね竜をのせるのが本種の特徴であり、それがしっかりと表現されていたのが良かったです。 12302;玄峻』東京支部　大平雅庸さん. 同部門に良く出来た『玄峻』がもう一本出ていましたが、止め葉の葉芸がこの作品のほうが際立っていました。 12302;富国錦』北九州支部　吉田信義さん. 12302;鸞山』新潟県支部　丸山勇平さん. 本種としては一回り大きかったですが、やはり全体のバランスが良く、葉幅とボリュームがありました。葉芸が進んでもう一回り締まってくるとまた魅力が倍増しそうです。 12302;珠光』山形県支部　渡辺新太郎さん. 交配は♀(...

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 8月 2015

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以前1本ものの時に萬風賞を受賞した「絢華」の初子4才木です。 交配は♀「外No.4」×♂「N大宝（大野大宝）」です。 葉芸は『楼蘭』に似たところのある小型種です。 葉幅をひいて葉姿が詰まって私の理想とする『愛玉殿』の姿になってくれました。 ８月１７日　舞鶴城、光陵、緑雲芋吹き. 12302;舞鶴城』春先に虫傷を付けてしまいましたが、白さが出てきれいに仕上がりました。 ここ数年は年を追う毎に作上がりして今年の萬風展に出展しましたが、今作は葉数が増え、三角葉を繰り出してさらに魅力が増しました。 これは今年の萬風賞を受賞された百瀬さんの『緑雲』美術木です。 ８月８日　太楽縞、円心、妙峰芋吹き. 縞は大分沈みましたが、『太楽』の縞木です。 ８月４日　芋吹き　錦花、旭翠　競作. 実親「出世鏡」の遺伝子です。 H21年4月から長野県にある万年青屋、田哲園で修行を始めました。 30才。 万年青は縁起ものであると同時に、観賞価値が高く、伝統園芸の中で最も奥の深い、面白みのある植物です。 一緒に楽しみましょう。 ８月１７日　舞鶴城、光陵、緑雲芋吹き.

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日々是万年青 hibikore OMOTO: 3月 2015

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日時：３月２０（金）〜２２日（日）. この週末は、山野草、東洋蘭、万年青、盆栽などの伝統園芸が集まった展示即売会が開催されます。 住友不動産販売賞 「菱玄」. この木は襟組と葉姿に大きな特徴があり、覆輪が完成するとかなり面白いと思います。河村さん作出。 葉数を減らした姿をイメージすると日も強く、木が締まっています。水管理で葉数を保ち、かなりの名作者です。 12302;舞子』タイプで人気が出そうです。 何度か書きましたが、『白塔』などと一緒に打ち出された意外と古い品種です。 12849;カシヨ賞『残雪』. この方は毎年良い『残雪』を出品されます。 12302;薩摩富士』系で出やすい方とは言え、長野県の作にしては曙斑をきれいに現しました。 第15回　萬風展　萬風賞pt.3. 萬風賞『壽冠』　東京都　進士日出一さん. 萬風賞『真巖』　愛知県　野村茂彦さん. 今年の萬風賞入賞木を見ると、特に登録品のレベルがもの凄く高い大会でした。この『真巖』も今まで誰もみたことのない姿で登場しました。 萬風賞『華山』　埼玉県　関戸稔さん. 第15回　萬風展　萬風賞pt.2.