tadayou.com

tadayou-j.blogspot.com

漂う: 必死の撤収

http://tadayou-j.blogspot.com/2008/01/blog-post.html

ドイツテレコムは無事に早期解約ができて、確認の書面が送られて来た。色々と問題が指摘されるテレコムであるが、結果的には自分がコンタクトを取った人々にはそれほど問題が無かった。割と親切だった。 アパートの敷金960ユーロは全額返って来た。これはかなり大きい。その後、洋服棚をどかしたら、壁になんとカビが生えていた。拭いても完全にはきれいにならないので放置。 荷物はダンボール３箱を郵便局からDHLで送る。20kgまで82ユーロ。日本の海外小包よりはずっと安い。 タクシーが来るまで必死で部屋を片付けた。どうしてギリギリになってしまうのだろう。４階から階段を何往復もして荷物を下ろし、汗だくになる。タクシーを少し待たせてしまった。運転手は若くて短髪のがっしりとした女性だった。発車すると、待たせたことと、荷物の多さに対し、すぐに文句を言い出した。バタバタの撤収で疲れ果てていた自分に追い打ちをかけるかけるような言葉は堪えるが、荷物の発送如何で頭が一杯の自分はそんなことに...走り始めてすぐにスイスへ入るわけであるが、ドイツとスイスの国境というのは意外と面倒なものである。フランスやオーストリアへ...文句たらたらの運転手に...

tadayou-j.blogspot.com

漂う: ファスナハト

http://tadayou-j.blogspot.com/2008/02/blog-post_16.html

という掛け声とトランペットがけたたましく鳴るファンファーレの嵐。まるで昨日のことのように思い出されるが、一年も前になってしまった去年のコンシュタンツ・ファスナハト。Fasnachtとは毎年ドイツやスイスで行われる大きなカーニバルで、コンシュタンツも大掛かりなパレードを行う。 このカーニバルは本当に狂ったようなお祭り騒ぎ。町中のエネルギーがぎゅっと凝縮されてこの時にはじけ出すかのような勢いがある。仮装したファンファーレ隊が昼夜を問わず旧市街を練り歩き、その通り道にあるアパートに住んでいた自分は窓から何度も身を乗り出した。ファンファーレ隊と共に仮装した人々が歩き、見物客がその周りから "Ho Narro! ファンファーレ隊を見ていて、楽器をやる人がこんなにたくさんいるということに純粋に驚いてしまった。若い人だけでなく、おじさんおばさんでもトランペットやらバリトンやらを吹いていて、楽器の浸透の仕方が日本と違うことを実感した。これは日本の吹奏楽や市民オケとは違う。これらは西洋の楽器で、それら自身の場所に&#1228...人で埋まった中心部 Marktstätte。 Tadayou.com by JaS.

tadayou-j.blogspot.com

漂う: 06/2007

http://tadayou-j.blogspot.com/2007_06_01_archive.html

町を走る燃え盛るバス。地元消防隊とその150年記念展示に関する広告である。途中まで自分がデザインした。バスがめらめら燃えてたら町の人は驚嘆するだろうと思ったが出来上がってみると、まあ、普通か。Photoshopがすぐに落ちてしまうマシンでこんな大きなデータを加工するのはかなり酷。 書籍、雑誌、DVD、電化製品、人形、絵、食器、なんでもかんでも。地べたにおもちゃを並べて小さな店を出す子供、展示品と間違えそうなくらいじっと机の下で退屈そうに過ごす犬、当然の如くビールの屋台、アイスの屋台、チョコレートの屋台、「さぁさぁこのシュガーポットがなんと今50セント！」と市場の口調で声掛けするおっさん、何故か歯医者が治療に使う器具を完璧に揃えているプロの店。見ていて飽きない光景だった。 現在、ドイツの南端にあるコンシュタンツ(Konstanz)という町にワーキングホリデービザで暮らしている。ボーデン湖という大きな湖のほとりの美しい町である。 Tadayou.com by JaS.

tadayou-j.blogspot.com

漂う: 02/2008

http://tadayou-j.blogspot.com/2008_02_01_archive.html

という掛け声とトランペットがけたたましく鳴るファンファーレの嵐。まるで昨日のことのように思い出されるが、一年も前になってしまった去年のコンシュタンツ・ファスナハト。Fasnachtとは毎年ドイツやスイスで行われる大きなカーニバルで、コンシュタンツも大掛かりなパレードを行う。 このカーニバルは本当に狂ったようなお祭り騒ぎ。町中のエネルギーがぎゅっと凝縮されてこの時にはじけ出すかのような勢いがある。仮装したファンファーレ隊が昼夜を問わず旧市街を練り歩き、その通り道にあるアパートに住んでいた自分は窓から何度も身を乗り出した。ファンファーレ隊と共に仮装した人々が歩き、見物客がその周りから "Ho Narro! ファンファーレ隊を見ていて、楽器をやる人がこんなにたくさんいるということに純粋に驚いてしまった。若い人だけでなく、おじさんおばさんでもトランペットやらバリトンやらを吹いていて、楽器の浸透の仕方が日本と違うことを実感した。これは日本の吹奏楽や市民オケとは違う。これらは西洋の楽器で、それら自身の場所に&#1228...人で埋まった中心部 Marktstätte。 世界史を学んだ人ならば、フスとい...

tadayou-j.blogspot.com

漂う: フス最期の地

http://tadayou-j.blogspot.com/2008/02/blog-post.html

世界史を学んだ人ならば、フスという名前は覚えているのではないだろうか。教会の改革を唱えた運動により、「異端者」と見なされて焚刑に処されたボヘミアの改革者フス。コンスタンツはその舞台となった場所としても有名な地であり、彼の故郷チェコを始めとして各地から多くの人々が訪れる。 教会大分裂を受けて1414年から1418年にかけてコンスタンツ公会議が行われた。今でもコンスタンツ駅のすぐ傍にはコンツィール（ 地図上６. 65289;という建物がある。このKonzilはそもそも「公会議」を意味するドイツ語であるが、本来の会議は大聖堂（ 地図上７. 65289;で行われ、コンツィールは当時、教皇選挙会議に使用されたのみだという。現在コンツィールは南西ドイツフィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会が行われる場所でもある。 旧市街の南西部に位置するシュネッツトーアのそばに「フス・ミュージアム（ 地図上５. その後、拘束されたフスはボーデン湖畔にあるドミニコ修道院の地下牢獄へと入れられた。ここは現在Inselhotelというホテル（ 地図上８. Tadayou.com by JaS.

tadayou-j.blogspot.com

漂う: 一周

http://tadayou-j.blogspot.com/2007/12/blog-post_15.html

この一年は、時間が直線状に過ぎて行ったというよりも、円を描いて同じ地点に戻って来たかのような感覚だ。その円の中で一体どれだけのものが吸収され、或いはそぎ落とされていったのか、まだ実感できない。 そろそろ漂うことをやめなくてはならないような気がする。考え抜いて、悩み抜いて、その結果、そろそろ漕ぎ出さなくてはいけない時期なんだろうと感じる。でも、上等なオールは持っていないのでたぶん手で漕がなくてはならないのだろう。 そうするとサイトのタイトルも「漂う」ではいけないような気がするが、「漕ぐ」では余りにも肉体的で含蓄が無い。当面はそのままにしておこう。 2007 年ワーキングホリデーでコンシュタンツに滞在。Konstanz はスイスとの国境にあるドイツ南端の町。一般的にはコンスタンツというが、地元ではコンシュタンツと発音する。 ラドルフツェル追憶（２）：イタリアンファミリー. Tadayou.com by JaS.

tadayou-j.blogspot.com

漂う: 中世コンシュタンツの名残

http://tadayou-j.blogspot.com/2008/01/blog-post_26.html

中世のコンシュタンツは城壁に囲まれていた。それらの大部分は19世紀に取り壊されてしまい、その面影を留める場所は少なくなってしまった。城壁の間には20を超える数の市門と塔が築かれ、そのうちの３つが現在にもその姿を残している。 １　ライントーアトゥルム (Rheintorturm)　 ※地図上１. 1200年頃の建造。かつてはライン川（ゼーライン）の南北を結ぶライン橋へ繋がる門であった。現在この橋は存在せず、そのすぐ東側に建てられた別の橋（通称Alte Rheinbrücke)が両岸を繋ぐ主要な通路となっている。ドイツ側から陸路でコンシュタンツにやってくると大抵の場合この橋を渡るので、橋から見えるこの塔の印象は強い筈だ。 ２　プルファートゥルム (Pulverturm)　 ※地図上２. ライントーアトゥルムから川沿いに少し歩くと、この塔がある。1321年に建てられ元来はZiegelturmやJudenturmと呼ばれ、牢屋としても使われていたという。 ３　シュネッツトーア　(Schnetztor)　 ※地図上３. 更新情報：Rotterdam/Hoek van Holland.

tadayou-j.blogspot.com

漂う: 11/2007

http://tadayou-j.blogspot.com/2007_11_01_archive.html

ラドルフツェル追憶（１）：到着. ドイツはすっかり寒くなった。冷たい空気が鼻につんと刺さると、1月にこのボーデン湖地方へやってきたばかりの頃を思い出す。その中からいくつかを書き記してみたいと思う。 ラドルフツェル駅に到着したのは日曜の午後、人影はまばらで、ホームの低い柵の向こうには、無彩色の重たい冬の空の下にボーデン湖が見えていた。でこぼこした石畳の道に苦しみながら重たいスーツケースを転がして歩く。石の上だとタイヤがどうしてもゴロゴロと大きな音を立てるので、すれ違う人の目がこの小さな町でただでさえで特異な外国人の自分に注がれるのが気になる。 語学学校の寮にこの日から一ヶ月間住むことになる。ところが無事到着したのは良いのだが、建物自体の玄関扉が閉まっているから中に入ることができない。寮と言っても一階から三階くらいまでは全く関係のないオフィスで、最上階だけが住居になっていて管理人なんかがいる訳ではない。 ぼんやりとした雲が重く垂れ込める日曜の午後、このオランダ首都はとにかく人で溢れ返っていた。灰色にくすんだ壁が並ぶヨーロッパの町並みに趣きを感じつつも、思い出される景...人通りの多い路地をあてもなく歩いてい...

tadayou-j.blogspot.com

漂う: ワーホリ撤退準備

http://tadayou-j.blogspot.com/2007/12/blog-post_14.html

ドイチェ・テレコムを解約した。どこでもそうだが、解約の方法をホームページで丁寧に説明してくれる企業はあんまりない。結局解約の方法が分からなかったので、契約をしたコンシュタンツのテレコムショップに行って訊いてみた。本社に手紙で解約を伝えるように言われた。 問題は、最低契約期間が１年間と言う点である。自分の場合は、11ヶ月弱で解約することになる。契約の時点でそれは分かっていたので、当時テレコムショップのスタッフに聞いた際は、ドイツから離れるのであればペナルティ無くちゃんと解約できますよ、言っていた。だから、解約の手紙にも、ドイツから離れるため早期解約しなくてはならない、と書いた。 手紙を出したらその週のうちにすぐ返事が来た。しかし、「最低契約期間満了まで解約はできない」「それより早く退去する場合、満了日まで有料で電話回線を止めることになる」という趣旨のことが書かれていた。やっぱり話が違う。ああ面倒くさい・・・。 ラドルフツェル追憶（２）：イタリアンファミリー. Tadayou.com by JaS.

tadayou-j.blogspot.com

漂う: 12/2007

http://tadayou-j.blogspot.com/2007_12_01_archive.html

この一年は、時間が直線状に過ぎて行ったというよりも、円を描いて同じ地点に戻って来たかのような感覚だ。その円の中で一体どれだけのものが吸収され、或いはそぎ落とされていったのか、まだ実感できない。 そろそろ漂うことをやめなくてはならないような気がする。考え抜いて、悩み抜いて、その結果、そろそろ漕ぎ出さなくてはいけない時期なんだろうと感じる。でも、上等なオールは持っていないのでたぶん手で漕がなくてはならないのだろう。 そうするとサイトのタイトルも「漂う」ではいけないような気がするが、「漕ぐ」では余りにも肉体的で含蓄が無い。当面はそのままにしておこう。 ドイチェ・テレコムを解約した。どこでもそうだが、解約の方法をホームページで丁寧に説明してくれる企業はあんまりない。結局解約の方法が分からなかったので、契約をしたコンシュタンツのテレコムショップに行って訊いてみた。本社に手紙で解約を伝えるように言われた。 女子のフリー。サラ・マイアーは最後から２番目という滑走順だった。マイアーが出るまでの17人の中で最高点は、マイヤーの直前に滑った選手の71.86&#...彼女の演技はやっぱり美しかった。今までテレビ...